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【沖縄方言】うっとぅの意味は「後輩」使い方、由来も解説

皆さんは、沖縄方言で「うっとぅ」と言う方言があることをご存じでしょうか。気になって「うっとぅ」のみの言葉を検索にかけてしまうと、某人形アニメーション映画のキャラクターが出てきてしまいます。

ふふっと笑えてしまう方言ですが、検索をかけるなら二語目に沖縄二冠する単語も付け加えると良いですよ。そして「うっとぅ」とは沖縄方言で”後輩“の意味を持ちます。

今回は「うっとぅ」について解説していこうと思います。

「うっとぅ」の意味と使い方を徹底解説

“沖縄方言 後輩”と検索すると、大半が”うっとぅ“と出ますがこの記事では言い方が異なるだけで、うっとぅとしています。

では、沖縄方言でも面白くてイントネーションが可愛らしい「うっとぅ」という方言を解説していきます。

うっとぅの由来は?

先ほども述べましたが「うっとぅ」とは沖縄方言で後輩という意味を持ちます。

弟、妹等、自身より年下の人に使います。なので、学校や職場でも自分の後輩に当たる人は「うっとぅ」を使っています。

沖縄では日常会話に時々耳にする程度で、頻繁に使われている方言ではなさそうです。

ちなみに自身より年上に使う方言は「シージャ」だそうです。

うっとぅの具体的な使い方、例文、返事を解説

上記の記事からして「うっとぅ」が使えそうな場面は大体絞られているかとは思います。

大方予想されているのではないでしょうか。そうです、学校や職場でできた自身の後輩に対して使います。

それ以外だといつ、どの場面で使うのかというと特に上記の場面以外では使うことはなさそうですね。

沖縄の人はうっとぅを使う?

実は、沖縄の人でも今の若い人たちは純粋な沖縄方言は使わないそうです。

政府からの標準語の推進や核家族化、沖縄県の都市化が理由に挙げられています。

今の若いひとたちはうっとぅは使わない

今の若い人たちが使うのは純粋な沖縄方言ではなく、沖縄方言と標準語を混ぜ合わせた”ヤマトウチナーグチ“と言う方言が主に使われています。

沖縄方言自体は聞き取りにくい方言が多く、私たち他県の人でも聞き取りやすいと思われるヤマトウチナーグチが今では一般的に使われるようになっています。

使うとしたら、家族や友人など人と会話するときに会話に取り入れるくらいかと思います。

うっとぅを使う年代や地域

純粋な沖縄方言を使う年代としては、やはり戦前後を生きてこられた年配の方や、特に沖縄の北部の人等が今も沖縄の伝統をより守っている地域が多く残っています。

ヤマトウチナーグチではない沖縄方言を聞きたかったらそちらの地域に足を運んでみるのもいいかもしれません。

また、自分の住んでいる地域や県が沖縄方言に関連するイベントを開催することがあるかもしれませんね。そのようなときには是非参加してみてはいかがでしょうか。

「うっとぅ」が使われている映画やドラマのタイトルやシーン

「うっとぅ」が使われている映画やドラマのシーンはありませんでした。

「うっとぅ」に関する新たな情報が入り次第情報を更新します。

「うっとぅ」は店名などにも使われている

お店の名前で使われている事例

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お土産で使われている事例

「うっとぅ」がお土産で使われている事例はありませんでした。

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その他で使われている事例 ※ATMのメッセージ、工事の看板など

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「うっとぅ」にまつわるエピソード

「うっとぅ」にまつわるエピソードは見つかりませんでした。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「うっとぅ(後輩)」について解説してきました。

沖縄県は、今では沖縄方言を使う若い人たちが特に少なくなってきたことが課題に挙げられています。そのため沖縄県では、沖縄方言の衰退を阻止すべく2006年に9月18日を「しまくとぅばの日」に制定しました。

それにあたり、2013年に行政や県議会、文化団体、民間企業、教育機関が参加する「しまくとぅば」県民大会を開催しているそうです。

このように政府や県が沖縄方言の維持に力を注いでいます。私たちにも方言があり、それを守っているように、沖縄方言も共に守っていけたら良いですね。