地方に住んでいると、標準語だと信じていた言葉が、実は他府県では使われていないと後になってから知ることはよくあることです。
地域によってイントネーションや響きがちがっているのも、言葉の進化の過程でとても興味深いものですよね。
数ある特殊な方言の中でも、沖縄の方言は柔らかくのんびりした響きがあるのが特徴的で、さらには全く違った言葉の表現をするところも魅力的です。
今回はうちなーぐち(沖縄方言)のちょっと待ってについて解説しますので、憧れの南の島沖縄に少し触れて、うちなーぐちを使う場にいつ直面してもいいように備えておきましょう。
「ちゅてえぐゎあ」の意味と使い方を徹底解説

沖縄の方言の「ちゅてえぐゎあ」はちょっと待ってという意味があり、「待っちょうれえ」も同じ意味を持ちますが、今回はより難解な「ちゅてえぐゎあ」について解説してきます。
ちゅてえぐゎあの由来は?
「ちゅてえぐゎあ」は、ちょっと待ってという意味がありますが、もっと丁寧な表現をする沖縄方言も存在していますので、比較的近い仲の人同士で使う言葉のようです。
「ちゅてえや」という言葉は「少し」という意味がありますので、「ぐゎあ」が「待つ」に当たるのでしょう。
同じく待ってほしい時に使う言葉が複数ありますので、丁寧な言葉が「少しお待ちください」だとすると、「ちゅてえぐゎあ」は、「ちょっと待っておけ」というように対等な立場で使う言葉になります。
ちゅてえぐゎあの具体的な使い方、例文、返事を解説
先述したように、「ちゅてえぐゎあ」はちょっと待っておけと、相手が対等であるか、距離感が近い関係性で使う言葉のようです。
接客中や、初めて会った相手に使うというよりは、
親が子に「ちゅてえぐゎあ」
会社の同僚が「ちゅてえぐゎあ」
趣味つながりで仲良くなった友人に「ちゅてえぐゎあ」
このように使うことがふさわしいでしょう。
例えば旅行で出掛けた沖縄で意気投合して「ちゅてえぐゎあ」で会話できるくらい関係を深めたいものですね。
沖縄の人は「ちゅてえぐゎあ」を使う?

もしも「ちゅてえぐゎあ」を沖縄で使う人がいるとしたら、そのほとんどは年配の方々のようです。
現在は沖縄でも標準語がよく使われていて、若い世代では定番の沖縄方言でさえも意味を理解していないことも多いのだそうです。
今の若い人たちは「ちゅてえぐゎあ」は使わない
残念ながら、今「ちゅてえぐゎあ」は沖縄でもほとんど使われていません。
10代~40代を対象とした2013年の沖縄県「しまくとぅば県民意識調査」では、しまくとぅば(故郷のことば)での会話を理解できる人は5%にも達していませんでした。
日常で共通語を使うことが多いので方言を使わなくなったり、県外からの移住者には方言が理解されないため使わなくなっていったことも背景にあるようです。
「ちゅてえぐゎあ」を使う年代や地域
うちなーぐちを使うのは、主に戦前から沖縄の土地に住んでいるおじいやおばあで、戦後に生まれた人々は、うちなーぐちと標準語がミックスされ、やがて沖縄訛りが混ざった「ウチナーヤマトグチ」という種類の言葉を話すようになりました。
一方で、方言は大切であるとか、しまくとぅばを話したいという声も上がっています。
インターネットでしまくとぅばナビというものを見つけたので調べてみると、小学生向けから中学生向けまで、日常あいさつなど発音も含め丁寧にイラスト付きで解説されていて、とても分かりやすい内容でした。
地域別のしまくとぅばシリーズがあり、那覇や宮古島、八重山、与那国、今帰仁、読谷、糸満、名護、大山、宮城島、久高、辺野喜など、なんと12種類も掲載されていました。
「ちゅてえぐゎあ」が使われている映画やドラマのタイトルやシーン
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「ちゅてえぐゎあ」に関する新たな情報が入り次第更新します。
「ちゅてえぐゎあ」は店名などにも使われている
店名などにも使われている事例
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お土産で使われている事例
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その他で使われている事例
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「ちゅてえぐゎあ」にまつわるエピソード
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まとめ
今回は「ちゅてえぐゎあ」について解説してきましたが、沖縄には、語尾を「~さあ」のように伸ばしたり母音で終わる言葉も多く、とてもゆったりと優しい雰囲気がありますよね。
一方、声の仕事をするような話し方のプロが言うには、語尾は短く、言葉の最後の母音は絶対に言うまいと心掛けているのだそうです。
その真逆とも言える、語尾を伸ばし、イントネーションを最後に上げるように話す沖縄方言「ちゅてえぐゎあ」は、標準語にはない沖縄の文化やコミュニケーションの違いを感じさせますね。
今回の記事を読んで初めて「ちゅてえぐゎあ」を知った方も、今後この言葉を聞いたら待つことができますし、特殊な言葉が通じ合える喜びも感じられますよね。
沖縄の若い世代の皆さんにも、この素敵なやさしい言葉をぜひ引き継いでもらいたいですね。